詩「砂の城」

太郎の砂あそび
とっても大きな砂あそび

友達みんなに見せるため
砂でつくる大きな城

朝から晩までがんばった
太郎の大切な砂の城

みんなの笑顔を夢にみて
朝がくるまでグーグー嬉しそう

朝起きたら砂場でおどろいた
太郎の砂の城はきえていた

台風が砂の城こわしていった
嵐の足あとのこっていた

おもわず太郎はつぶやいた
「愛情が現実に敗北した」

そして太郎はまたつくるのだ
大切な大きな砂の城