2013/01/19 ☆「夜更けの車内」 辛いことや腹が立つこと、かなしいこと。日常生活で誰にでもありがちなことを、この作家は見事に一編の掌編として、まとめあげた。一見、荒らくれなサラリーマン。けれども、彼の巨体には現代人に欠けがちな恥じらいと優しさが見てとれる。繰り返し読んで頂けたら幸いです。「熱砂」の感性詩人が放った新境地開拓の意欲作です。 この記事をシェアする