2014/07/22
1週間に1度の連載が快調です。皆さん! ぜひ読んでください。
【前回までのあらすじ】
目が覚めると死神になっていた少年ユタは、住人全員が死神というアパートの草葉荘に住むことになった。監視者のサク。女の子なのに一人称が『僕』の、おしとやかなシノ。そして双子の元気な女の子ミキと、無愛想なミナト。ユタは仲間の死神たちに振りまわされながらも生活していくことになる。買い物へ行く途中で、ユタは百合子という少女に出会う。「橋から飛び降りて死のうとしていた」と言う彼女を放っておけずに、ユタは自分は死神だと正体を明かす。
死神の仕事をしていく中で、ユタは自殺したことを後悔するようになる。
そんな時、バスの大事故が起こり死神たちは魂の回収へ行くことになった。ユタは人が死ぬ意味に疑問を持ち、死にかけている少女を励まそうとする。が、ミナトに「どうせ死ぬのだからそんなことをしても無駄だ」と言われる。そんなミナトは双子の妹ミキとの過去を気にしていて、共に死んだことをずっと重荷に感じていたことを告白する。ミキを冷たくつき離そうとするミナトに、ユタは苛立ちを隠せない。殴り合いのケンカに発展したが、ユタはミナトの本音を引き出そうとする。しかしミキは離れていってしまい…。