❤国境を超えた愛の讃歌【カトマンズ恋歌/ラブバード】がいま、世界に
日本人女性とネパール人男性の実在のラブロマンスが描かれた小説「カトマンズの恋」=伊神権太作、ウエブ文学同人誌「熱砂」で公開中=が【カトマンズ恋歌/ラブバード】という曲名の歌に生まれ変わりました。
一匹文士の伊神権太が、小説の存在を知った日本ペンクラブの会員仲間に勧められるまま〈カトマンズ恋歌〉を作詞したところ、詩を読んだ名古屋市在住の張柳春さん(日中友好演奏協会代表、ソプラノ歌手)自らが作曲を申し出たのがきっかけ。ピアニストの北川美晃さんの協力で、このほど音合わせを繰り返して歌の誕生にこぎつけました。10月8日には名古屋市の電気文化会館コンサートホールで、この歌の発表会を兼ねた演奏会も予定され、それまでにはCDもつくられます。
この国境を超えた限りなき愛の歌は、たとえ国籍が違おうと愛し合った二人の心はいつだって、ひとつ。ネパール南部、インド国境に近いチトワン国立公園にいて、いっときも離れることのない【ラブバード】のように助け合い、励まし合って生きてゆくことの大切さを強調。この歌が国と国を超えた愛で結ばれた人々に対する共通のエール、応援歌になれば、と願っています。=伊神権太記
※小説と詩のモデルは、カトマンズ在住のAshutoshTravels & Toursエグゼクティブディレクターの長谷川裕子さん、そして夫のマネージングディレクター、ニルマニ・ラル・シュレスタさんです。
写真は「国の壁を超えて結ばれた世界中のカップルにとって、この歌が〝心の支え〟になれば何よりです」と話す裕子さん・ニルマニさん夫妻=名古屋市内で、この夏写す
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カトマンズ恋歌/ラブバードの原詩(こんご部分的に補作、編曲し大人と若者向けの2バージョンが9月中には完成する)
♪あなたは今
海越え 世界のどこで
どうしていますか
雨、風、雪…
涙のあいだに浮いた はるかな国で
元気でいてほしい
また会える
あの日 あなたはそう言い ほほ笑んだ
♪あふれる涙
うなづく わたしとあなた
悲しさも寂しさも
辛さも超えて
忘れはしない あぁ~ラブバード
あなたとのこと
互いの思い
あの日 私たちは心のなかで 誓い合った
♪燃える炎は
いついつまでも 輝いて
たがいに生きてる
ヒマラヤ讃歌
この世で起きた 奇跡の愛を
空も、海も、知っている
ラブバード
消えて生まれた 虹の町カトマンズ