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2013/11/04

10日に琴伝流大正琴弦洲会〈第二十九回中央大会〉。テーマは~わたしの昭和~ 


 琴伝流大正琴弦洲会の第二十九回中央大会=社団法人大正琴協会、中日新聞社、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、琴伝流大正琴全国普及会後援=が10日午前10時、名古屋市の日本特殊陶業市民会館ビレッジホール(旧名古屋市民会館)で開演します。司会はここ数年、人気急上昇中である松田恵子さん。入場無料。
 この中央大会は、毎年秋に東海一円の弦洲会門下の各大正琴愛好グループが一堂に会して練習成果を発表する恒例の催し。ことしのテーマは「忘れかけていた歌をもういちど口ずさんではいかがですか」「今日一日は皆さまのためにあの〝昭和〟をここに連れてまいります」との弦洲会主の思いもあり~わたしの昭和~をテーマに繰り広げられます。
 オープニングは真赤な太陽(刈谷の碧洲会蓮華・能琴星)。次いで、翼をください(同)浪花節だよ人生は(奥三河のやまびこ)祝い酒(豊田の高橋すみれ会)故郷(名古屋の愛ばら会・わかば会)大勝負(尾北のハーモニー春日井)最後と決めた女だから(アルペジオ)さらば恋人(東三河の桜洲会合同)…の順で全56曲。フィナーレはイヨマンテの夜(豊田のT・O・P・S)で締めくくられます。
 途中、こだまの会による青森県民謡●津軽山唄(踊り)と、ハープノーバ(松澤毅)による●夜のタンゴ●夜空の大正琴演奏がそれぞれ友情出演。圧巻は毎回〝父子鷹演奏〟が話題の的となっている倉知弦洲会主=詩人、ウエブ文学同人誌「熱砂」同人の牧すすむさん=と弦洲さんの長男倉知崇弦洲会次席による〈弦洲の世界〉で、ことしも●津軽のふるさと●赤い靴のタンゴの二曲が演奏され、観客を魅了しそうです。
 みなさま! ぜひおそろいでお出かけくださいね。

2013/11/02

伊神権太の【生きてゆく人間花たち/2013年11月の唄】


 社会の片隅に横たわる人間ドラマを一匹文士の伊神権太ならでは、の筆致で引き続き、活写してまいります。

2013/11/01

蘇る昭和、牧すすむの詩【母さんのふるさと】公開へ


 昭和が元気だったころ。ヘルスセンター舞台で唄っていたかわいい女の子。その少女のために、ふるさと音楽家牧すすむが詩を作った。その歌が今再び、この世に。日本のどこかに生きていてほしい、昭和のロマンと郷愁―そんな願いが込められている。

2013/10/13

加藤行が掌編小説「見知らぬ二人」


 何げない生活の中に割って入ってきた一本の電話。さて、あなたならどうする? 読み進めるうち推理が推理を呼び、読者を不思議な世界へと誘う。でも、いったい何が。揺れ動く女心。加藤ならでは、の展開で物語は進む…。

2013/10/05

伊神権太が渾身の新作「カトマンズの恋」を連載(随時)


 さまざまな化身を持つ破壊神で知られるシヴァ寺院=ガンジス川上流のバグマティ川河畔のパシュパティナートで。死体が焼かれていた
 

 〝カトマンズ〟に身も、心も、ゆだねて生きる日本人女性―
  彼女たちの物語を「カトマンズの恋」として随時、「熱砂」紙上で連載してゆきます。ピースボートによる地球一周船旅をヒントに描いた「マンサニージョの恋」(幻冬舎ルネッサンス)に続く第二弾。カトマンズ男性との出会いをきっかけに幾多の波乱を経てネパール定住に至る過程を描きつつ、同時に現地の人々の心の優しさにも触れていきます。
 苦しいとき、悲しいときには長年、現地に住む日本人女性に悩みをぶつけることも。恋人(夫)の両親や兄弟の優しいまなざしにも支えられ、やがて1人の立派な女性として育ってゆく過程を〝ラブ・バード〟のシーンもまじえて描いていきます。全編にピュアで清らかな〝カトマンズ魂〟を強調し、世界の人々に聖地カトマンズの存在を強く訴え、人間に共通する生きていくことの意味、そして【人間の尊厳の大切さ】についても、小説を通じて考えていきたい。

 なお、これまで連載してきた伊神権太の【生きてゆく人間花たち】は、十月からスペースを縮小して同時進行で進めます。ご愛読、よろしくお願いいたします。