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2013/02/18

加藤行の掌編小説「青春のかけら」を公開


☆ある日突然、デスクの引き出しの奥から出てきた、小さな黒い薔薇が飾られている一本のかわいいネックレス。青春時代の少女との淡く、はかない物語は、そこから始まる。だれにだってある若き無鉄砲な日々。作者は、そこにあすへの希望、前に踏み出る新たな一歩を見ているのかもしれない。

2013/02/12

テーマエッセイ集〈巡る〉。こんどは山の杜伊吹の「大宇宙の毛細血管」を公開


☆真伏善人の「猫巡り」を皮切りに「からくり巡り」(加藤行)、「偶然そこで巡り会った人々」(黒宮涼)、「佐智子と増美」(眞鍋京子)、「古伊万里」(牧すすむ)、「奇跡の日々」(伊神権太)の順で公開。そして今度は若手のホープ山の杜伊吹のエッセイ「大宇宙の毛細血管」の登場です。
このエッセイは愛する母を、そしてわが子を見ながら、日々を暮らすなか、たまたま歴史探訪で訪れた中山道の宿場町で偶然にもかつての国語教師に巡り会ってしまう、そんな【女の一生】をひたすらに歩く女性ならでは、の展開です。読者の皆さま。ぜひ、それぞれのテーマエッセイを読み、ご自身の人生とだぶらせて見てくださいね。よろしくお願いいたします。

なお、テーマエッセイ集のテーマは、〈音楽と私〉を第一回に〈酒〉〈雨〉〈色〉〈時〉〈夜明け〉〈にて〉〈贈り物〉〈便り〉〈走る〉〈声〉に続き、今回の〈巡る〉は十二回目。

2013/02/06

画面のハプニング、お騒がせして申し訳ありませんでした


【お詫び】さる四日からの「熱砂」テーマエッセイ集公開に伴い、各同人のウエブ作品集の作品が突然、蒸発し消えてしまうという奇怪なアクシデントに遭いました。その後、ウエブ業者に連絡し原因調査をしたところ、機能上による単純な操作ミスと分かり、ただちに復旧手当てをしていただき六日朝、無事回復しました。読者の皆さまも一時は「各同人の詩や小説の方は、どうなってしまったのか」と戸惑われたことかと思います。
たとえ一時的とはいえ、読者の皆さまには大変なご心配とご迷惑をおかけしたことを、ここに深くお詫びいたします。今後とも、「熱砂」をよろしくお導き願います。(「熱砂」主宰、伊神権太。2月6日午前記す)

2013/02/04

テーマエッセイ集〈巡る〉を順次、公開中


☆真伏善人のテーマエッセイ「猫巡り」の公開に続き、「からくり巡り」(加藤行)、「偶然そこで巡り会った人々」(黒宮涼)、「佐智子と増美」(眞鍋京子)、「古伊万里」(牧すすむ)、「奇跡の日々」(伊神権太)の順で公開。読者の皆さま! ぜひ、読んでくださいね。
なお、テーマエッセイ集のテーマは〈音楽と私〉を第一回に〈酒〉〈雨〉〈色〉〈時〉〈夜明け〉〈○○にて〉〈贈り物〉〈便り〉〈走る〉〈声〉に続き、今回の〈巡る〉は十二回目となる。
 【関連記事】「熱砂」ウエブ作品集の中の伊神権太作品「2013年生きてゆく人間花たち/二月の唄」のなかの二月四日付を参照されるとよい。

2013/02/04

熱砂同人のテーマエッセイ集〈巡る〉を順次、公開。一番手は真伏善人の「猫巡り」


私たちウエブ文学同人誌「熱砂」自慢でもある第12回テーマエッセイ集の公開を今日から始めます。トップバッターは「熱砂」編集委員でギタリストでも知られる真伏善人の「猫巡り」です。今後、テーマエッセイを随時、公開していきます。読者の皆さん! お見逃しなきように。

ここで【巡り】をテーマとした理由についてひと言。それは昨年暮れ、人との出会いをことのほか大切にする同人で詩人・牧すすむ=琴伝流大正琴弦洲会会主、琴伝流大正琴大師範=から〈巡り会い〉をヒントに「次回は【巡る】に」と提案があったから、です。
一番手となった真伏善人の〈猫巡り〉は、猫は見たさや猫憎しーと言えるかどうか。猫大好き人間の主人公が片田舎の町中を、猫を求めてポーカーフェイスを気取りながら自転車で探して回る、彼ならではの誠に風変わり極まる内容です。まずは、たっぷり味わってください。猫好きな方なら心当たりがあるかもしれません。