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2012/10/29

琴伝流大正琴弦洲会が90歳の須賀ヒサエさんを特別表彰


☆愛知県豊田市の須賀ヒサエさんが28日、~あの懐メロをもう一度~をテーマに名古屋市の日本特殊陶業市民会館(旧名古屋市民会館)で開かれた琴伝流大正琴弦洲会第二十八回中央大会の席上、倉知弦洲会主(「熱砂」同人、詩人牧すすむさん)から特別表彰されました。須賀さんは高齢にもかかわらず、過去15年にわたって大正琴のけいこに励み、他のお手本となり日本文化の向上に大いに役立った、のがその理由。おめでとう。須賀さん!
=文、写真とも関連記事は10月28日付、「熱砂」本欄作品集の中の伊神権太の〈生きてゆく人間花たち/十月の唄〉を参照。

2012/10/26

受贈誌(「宇宙詩人 №17」、「文芸中部91」、「まほろば71号」)をありがとうございます


☆詩誌「宇宙詩人 №17」(頒価1000円、2012年10月15日発行、発行所・宇宙詩人社、代表・鈴木孝=愛知県高浜市、電話090―4199―5166、副代表・今井好子、尾関忠雄、紫圭子)
 韓国現代詩の紹介はじめ、紫圭子の報告「第23回―天童大人 聲ノ奉納―に参加して」、五十嵐勉の佐山広平詩集『水の流れに』評、紫圭子・尾関忠雄の「鈴木孝詩集」評、久野治による「黎明期の中部地方詩人」など多彩で充実した内容が目立つ。
☆「文芸中部 91」(二〇一二年十一月一日発行、発行所・愛知県東海市、三田村方、文芸中部の会=電話は0562(34)4522=)
 熟練の文士ぞろいで、小説、ずいひつ、詩とそれぞれ味わい深い。
 「…これは黒人文学の本質に迫ろうとしている 作品はフォークナー的に免疫化されている世界。恐ろしき作品に見えてきて、心が躍った。……○堀井清さんの「音楽を聴く」の連載が、六十一回になった。曲と小説の組み合わせが面白い」(【あとがき】より)
☆総合文芸誌「まほろば71号」(発行・平成23年11月5日、編集人・石田天祐、発行人・河野アサ=奈良市法蓮立花町、電話0742―24―7036=、編集室・ギルガメシュ出版事業部=電話0774―73―3988=、制作・障害者支援施設「あんびしゃ」、定価・1000円)
 俳句・短歌・詩に始まりエッセイ、戯曲、童話、小説、論考まで。288頁に及ぶ大作。かつての金沢文学を思いださせる。
 ―常連の「日本ペンクラブ」所属の作家に加えて、今回は異色の執筆者たちに寄稿をお願いした。……塩路隆子氏はNHKのカルチャークラブの講師であるが、前号と同じく巻頭を飾って貰うだけでなく、お弟子さんたちにも大挙して紙上参加していただいた。詩人の下田喜久美氏は冨貴高司氏とともに晴れて、日本ペンクラブの会員に推奨された。「まほろば」はプロフェショナルな文人の集団となりつつある。……(編集後記・天祐)

2012/10/24

三宅雅子さんが電子書籍『愛の歌 百首』を出版


☆〈真実を 言わぬやさしさ 今宵また 深くなりゆく 君との絆(みやけ雅子)〉。
作家であり歌人でもある三宅雅子さんが、歌人・みやけ雅子として出版。「男女の恋愛のみならず、壮大な歴史観とスケールをたたえ、抒情的かつ豊饒な作品世界」(inko編集長・田島薫さん)で三宅さんならでは、の新時代への〝熱き愛のメッセージ〟といってよい。
みやけ雅子(Miyake Masako)さんは、作家で歌人。日本ペンクラブ、日本歌人クラブ会員。短篇集「阿修羅を棲まわせて」はじめ、「乱流―オランダ人水理工師デレーケ」、「熱い河」、「掘るまいかー山古志村に生きる」など著書多数。女流文学賞、与謝野晶子短歌文学賞などあまたの受賞でも知られる。
なお、電子書籍『愛の歌 百首』はスマートホンでinkoのアプリをダウンロードして探すとよい。=詳しくは「熱砂」本欄の伊神権太作品集・生きてゆく人間花たちの10月23日付を参照。

2012/10/17

加藤行が詩二編、「なかよし」と「笑って」


秋の紅葉と夕焼け赤トンボのように。地上のすべてが「なかよし」でありますように。
そしてこの地球生活。涙も、怒りも、悩みもあるが、みんな吹き飛ばそうよ、と「笑って」。

2012/10/11

新未来の浪漫派詩人・牧すすむから門下生に、〝ある愛の詩(うた)〟


☆琴伝流大正琴弦洲会の中央大会を前に1篇の詩を公開 28日、名古屋の日本特殊陶業市民会館(旧名古屋市民会館)のビレッジホールで~あの懐メロをもう一度~をテーマに午前10時開会の第二十八回中央大会(社団法人大正琴協会、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社など後援)に先だち、弦洲会会主で琴伝流大師範、詩人でも知られる牧すすむが門下生に捧げる〝愛の詩〟をつくった。

 詩には〈……私への表彰状は/今日も鏡台の引き出しの中で/静かに眠っています ハイ〉とありますが、とてもとても、大師範の倉知弦洲さんは門下生の努力と情熱を常に讃え、いつだって見えないが奥の深い、何にも優る表彰状を心から発信しているのです。なんとステキな大師範なのでしょう。門下生全員の張りきったお顔がまぶたに浮かぶようです。=詩は、本欄「熱砂」の牧すすむ作品集に掲載
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 みなさん! ぜひ、中央大会を見にきてくださいね。入場無料です。
 当日は今や売れっこにまで育った松田恵子さんの司会で、桜洲会桜スマイル(東三河)の〈大勝負〉でオープニング。〈夜空〉(同桜スマイル)、雪椿(碧洲会合同・刈谷)、はぐれこきりこ(豊田合同第四・豊田)、川は流れる(やまぴこ・奥三河)……の順で進み、東海各地から集った弦洲門下の各グループが計55曲を披露、フィナーレは〈蛍の光〉をそろって演奏する。
 恒例の友情出演は松澤毅さんら6人(ハープノーバ・飯田市)が〈異邦人〉と〈花〉を演奏、クライマックスの〝弦洲の世界〟では会主・倉知弦洲さんと長男で次席の倉知崇さんが●人生の並木路●丘を越えて、を父子鷹で演奏する。
 なお、連絡先は弦洲会本部=電話は0568(79)3669=まで。