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2012/02/05

受贈誌(「小説家」と文化誌「碧(へき)」)をありがとう


☆「小説家 平成二十三年冬季(第一三五)号」(二〇一一年一二月一日発行、発行所・小説家社=東京都国分市、印刷所・誠文図書株式会社=東京都新宿区高田馬場・電話3205ー3491、編集人は鈴木重生・佐藤睦子・石井利秋)
 この本は、「小説家」同人でもある尾関忠雄さまから寄贈されたものです。

☆文化誌「碧」第28、29、30号の三冊(いずれも編集人・砂村洋、発行人・河村和男、発行所・碧の会=安城市東別所町、電話&FAXは0566(76)0204=、印刷所・株式会社野村トレス)
 特集は28号が「私流 病とのつきあい方」、29号が「東日本大震災に寄せて」、30号が「碧と共に歩んだ十年」。各号とも、それぞれに読みごたえある内容となっている。 

2011/12/29

受贈誌(同人誌「文芸きなり」「じゅん文学」「弦」「北斗」)をありがとう


☆「文芸きなり №73」(発行日・二〇一一年十二月、発行所・「文芸きなり」、事務局・名古屋市昭和区川名、石川好子方=電話052(763)5643=、制作・TOKIWA DESIGN ROOM) 小説、清水信・エッセイ、漢詩、俳句、連載…と今回も充実した内容だ。なかでも、「災害」にテーマを絞ったテーマエッセイを13人が発表している。
☆「じゅん文学 №70」(発行日・2012年1月1日、発行・「じゅん文学の会)、編集発行責任者・主宰戸田鎮子、連絡先・名古屋市緑区神の倉=電話052(876)5476、印刷・ダイテックホールディングデジタル印刷部) 「最近では、津村節子さんの『紅梅』の夫婦にも感動した。作家、吉村昭氏との最期の日々を、じつに淡々と書いていて、……」とは毎回切り口の鋭い戸田の「編集室の窓」である。
☆「弦 第90号(記念号)」(発行日・二〇一一年十二月一〇日、編集発行・弦の会、代表者・中村賢三、発行所・名古屋市守山区小幡中、中村賢三方=電話052ー794ー3430)
☆「北斗 一・二月合併号(第584号)」(平成24年1月1日発行、編集発行人・竹中忍、発行所・北斗工房、連絡窓口・棚橋鏡代=名古屋市中区伊勢山、電話05ー321ー0218)

2011/12/22

真伏善人の短編小説「暗転転」


☆クリスマスを前に腕組み流し目、はにかみ野郎の真伏善人ならではーの短編の世界を読者の皆さまにお届けします。
 一見して普通のサラリーマン生活を続ける時玉八郎。給料日に高校の二年後輩の同僚と行きつけの飲み屋に行くが、そこで知った現実は。同僚よりも少ない給与明細…。そこから、悲劇の舞台が始まる。
 サラリーマンに共通した悲哀と恨み。給与を査定した職長・大熊への復讐に燃えた時玉八郎の目の前にはもがけばもがくほど暗転に継ぐ暗転が待っていた。
 「いくら皆んなより薄い賃金で生活していても八郎はこの辺で夢とか希望とか、気持のふくらむものが人並みにあってもいいのではないか……」
 女。競馬。競輪。パチンコ。酒…サラリーマンの悲哀は、やがては自暴自棄に。結末が現代サラリーマンの一端を浮き立たせ、人間臭い、赤裸々な小説となって誕生した。あぁ~、暗転、転。サラリーマン社会特有の転落の絵が、ここにはある。

2011/12/09

「熱砂」同人のテーマエッセイ「走る」を公開


☆ウエブ文学同人誌「熱砂」自慢でもあるテーマエッセイ「走る」を公開しました。この試みも十回目です。みなさん、ぜひ読んでください。
 タイトルと作者名は次の通りです。
「ただヒタスラに」(伊神権太)
「メモリー」(碧木ニイナ)
「走る」(牧すすむ)
「母の小走り」(真伏善人)
「カメがピョンピョン」(山の杜伊吹)
「かけっこ」(黒宮涼)
「走るということ」(加藤行)
「走る」(平子純)
ー頑張っても出来ないことがある。でも、とにかく全力を出そう(黒宮)絶対に出来ないと思っていたら本当に出来ないかもしれない。けれど、もしかしたら出来るかもと思っていたら、本当に出来るかもしれない(加藤)。その通りですね。みなさま。よいお年をー

2011/11/26

受贈誌(文芸同人誌「海」、文芸「弥」)をありがとうございます


☆文芸同人誌「海 №84」(11月1日発行、表紙・カット/一見幸次、編集発行人・編集委員長遠藤昭己=三重県いなべ市=、印刷所・株式会社プリンテック、編集委員・南柊一、小久保修)
☆文芸「弥 IYOIYO◆第二号」(発行日・平成23年11月23日、表紙・水野義文、さし絵・水野八千代、発行者・会長寺田繁=名古屋市昭和区=、編集・大西隆信、水野義文、発行所・栄印刷)