受贈誌(「文芸中部」)を、ありがとう
☆「文芸中部 86」(2011年3月1日発行、発行所=愛知県東海市、三田村博史方「文芸中部の会」、電話0562ー34ー4522=)
小説、随筆、詩と今回も充実した内容だ。「現在、宇宙の創造はインフレーションに続いてのビッグバンから始まったとするのが定説だ。科学が宗教を証明しつつあると思っている。これも断片で申し訳ない」(断片で申し訳ありません、名村和実)といった同人発言もなかなか、いい。
新たに2作(「暗殺者の影」「デゴイチ」)を公開
☆ショートミステリー「暗殺者の影」と超短編小説 「デゴイチ」 ショートミステリーは、今やおなじみとなった吉山刑事が最後にどう語るのか。「あなたはこの事件の真相」を見破れますか? 「デゴイチ」も親が心配する誘拐事件が、どう展開していくのか。気になるところです。加藤ワールドをぜひ、お楽しみください。
受贈誌(詩集「泉むー錬金詩篇ー」、「詩遊」)をありがとう
☆詩集「泉(いず)むー錬金詩篇」(著者・高井泉、装丁・直井和夫、発行所・土曜美術社出版販売=東京新宿区西早稲田、電話03(5285)0730=、印刷・製本=モリモト印刷、定価1800円+税)
動詞化運動の旗手、高井さんならでは、の筆で「文字通り、体言を用言化している24篇が新しい詩篇の世界を現代に編み出している」。
ー今お前が顔って来る
艶の無い単色(ひとついろ)の黒衣を被い
ぼくの許にそとやって来て
ぼくに優しく添い寝する=「夜顔(よるかお)る」から
☆「詩遊 №29 2011.Winter」(発行所=大阪市都島区、「詩遊社」電話・ファクス06(6923)5680=、発行日=2011.1.31=、編集発行人・冨上芳秀、表紙デザイン・上田寛子、印刷製本・国際印刷出版研究所、定価1000円)
伊神権太の「天女の海」完結篇を公開
☆読者の皆さまへ
「天女の海ー月の夜は菜の花の海で魚になる(後編)」が、やっと完結しました。昨年暮れには書き上がっていたのですが、その後の読み直しと補作にかなりの時間がかかり遅れました。まだまだ至りませんが、こんごさらに精進します。くれぐれもよろしくお願いします。
新春早々、加藤ワールド1、2弾を公開
☆加藤行の意欲作2編(短編小説「視線」とショートミステリー「砂浜の死」)をアップ。あなたはこの事件の真相を見破れますか? 小品の冴えや、いかに。