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2010/05/21

1行詩詩人・豊(ゆたか)の作品を、ぜひ読んでください


☆「天上に届け! 百合の1行詩『豊(ゆたか)』」を本紙ウエブ文学同人誌「熱砂」とリンクしました。ぜひ、この画期的なブログにも目を通し、文学界に現れ出た新しい“かぜ”を体感してください。

2010/05/15

受贈誌(「全作家」「翼座」「名古屋文学」)を、ありがとう


☆「2010・77号 全作家」(発行所・全作家協会=東京都足立区、のべる出版企画内、電03ー3896ー6506=、印刷・サンシー印刷)
会員30人からの玉稿「掌編小説特集」は、いずれも読み応えのある作品ばかりである。文芸対談・第三回「自分の文学を貫く」(尾関忠雄、豊田一郎、陽羅義光)も、それぞれ文士の味わいがある。
☆俳句文芸誌「翼座 第3号」(代表・伊吹夏生、発行日・二〇一〇年四月、発行所・事務局=名古屋市名東区、長澤方・電話052ー772ー3745=、印刷所・株式会社「大洋堂」)
私たちの翼が時空を飛び続けて三号を産んだ。嬉しいことである、と同人の喜びが手に取るようだ。
☆「名古屋文学№27」(編集・名古屋文学の会、発行・名古屋市緑区滝ノ水=吉田弘秋方、電話052ー891ー5732=)
詩・評論・創作・エッセイと充実している。吉田弘秋の詩2編「書斎の中」は、人間に共通する何とも不思議な世界が正直に活写されている。編集雑記には「大変喜ばしい事」として佐山広平氏の第二詩集「時の彼方へ」がアジア文化社刊「文芸思潮」より、現代詩人賞を受賞されましたーの記述も。おめでとう!

2010/05/15

滋賀の文藝同人誌「くうかん」が40号発刊記念号


☆琵琶湖の湖畔で文藝活動を続ける同人誌「くうかん」が四十年の歴史を刻んだ。
「思い返せば長い道のり(中略)いくつかの挫折もありました。けれども、故、津吉平治先生のひたむきな情熱により、また強力な協力者もあらわれ、危機を脱することが出来ました」「小さな同人誌でございますが継続は力なりの言葉どおり、同人一同精進して参る所存です。今後ともどうぞよろしく」とは、同人代表眞鍋京子さんの新たなる決意表明でもある。
記念号には、本紙ウエブ文学同人誌「熱砂」主宰・伊神権太の小説「火音(ひおと)」の前・後編も特別寄稿されている。発行日は平成二十二年五月吉日。編集・発行は、「くうかん」編集部(代表・眞鍋京子=滋賀県大津市中庄、電話0775ー24ー7494)。印刷は、彦根市鳥居本町のサンライズ出版=電話0749ー22ー0627。

2010/05/11

感性詩人の世界を、詩とショートミステリーで公開


 縁側に座るステテコ姿のおじいちゃんに黄色い帽子の子ども。何げない城下町の風情がにじんだ詩「暑中お見舞い」。長い歳月をへて限りなく丸くなり寂しそうに笑ってる、そんな詩「小さな貝殻」の世界も覗いてください。そしてショートミステリー「海鳴り」の世界は、読まれてからのお楽しみです。

2010/05/01

いがみの権太の野球日記、“笛猫ちゃん”と同時進行で


☆4月から好評連載中の「いがみの権太の野球日記」に加え、5月からは連載再開が待たれていた「笛猫日常茶番の劇」の連載5もスタートしました。これは野球日記と同時進行で笛猫こすも・ここちゃんが妹のシロと人間世界について赤裸々に語るもので、こうした手法は文学界でも珍しい試みです。それぞれの家庭と照らし合わせてぜひ、ご愛読ください。猫の目で語る人間社会。そこには私たちニンゲンが忘れかけている家族ならでは、のホットな「何か」が、きっと見つかるかと思います。