加藤行のミステリー「幻の狙撃手」を公開
命を狙われる理由が見当たらない。財産目当てとも見えない。かといって、人にうらまれる人柄でもなかった。では、なぜ。どうして? 次々と起こる奇々怪々の未解決ミステりー事件。いまは刑事の存在が厳しく問われており「幻の狙撃手」は、そんな課題にも一石を投じている。
ぜひ、ごらんあれ! いがみの権太の『野球日記』
プロ野球シーズン開幕に併せ、野球音痴の公式ファンクラブ会員が一ファンの目線でドラゴンズファンたちのあるがままの声を連日、風景描写をかね収録していきます。ご期待ください。超ドラ甘・無知のゴンタクレ記の副題つきです。
一歩、二歩と。大きく前進。ぜひ、見て!
私たちのウエブ文学同人誌「熱砂」では、先の碧木ニイナさんの旅日記「はるかな海より~ピースボートのボランティア」の連載1、2、3での写真の初公開=撮影・ホワイト美佳さん=に続き、既に公開中である伊神権太の日記文学「笛猫日常茶番の劇」連載4の冒頭でも写真掲載を試みてみました。
この写真は、人間家族と日々過ごし「笛猫日常茶番の劇」でも再三、登場する主人公の愛猫こすも・こことシロの無言の対話をカット代わりにあしらったものです。写真撮影は伊神権太です。『ねえ~』と問いかける、こすも・ここに『なあに』と答えるシロを、こうした形で表現してみました。構成・デザインは、碧木ニイナさん。
旅日記「はるかな海より~ピースボートのボランティア」連載1、2、3を公開
地球で遊び地球に学ぶー。
煙突にモナ・リザの絵が描かれた豪華客船「モナ・リザ号」による世界一周の船旅体験が、ウエブ文学同人誌「熱砂」編集長・碧木ニイナさんの手で旅日記にまとめられました。
この紀行文、碧木編集長の長女美佳さんから送られてきた日記を原文のまま再現、行く先々から世界の鼓動を伝える出色の出来栄えとなりました。美佳さんが投手なら、母・ニイナさんは名捕手というわけです。ウエブ文学同人誌「熱砂」では初の試みとして、美佳さん撮影の貴重な写真も同時掲載しました。
台湾、ベトナム、シンガポール、ケニア、ケープタウン、ブラジル、アルゼンチン、南極…から母の元に届くメールや葉書の数々。そこには、通訳はじめ人知れぬボランティア奉仕に悪戦苦闘するCC(コミュニケーション・コーディネーター)ガールズの姿が生き写しにされてもいます。
ある時、美佳さんは何を思ってか、自慢の髪をいさぎよくバサリと切ってしまいます。さあ、大変だ。そこには、ある事情が隠されていたのです。
あとは読んでからのお楽しみに。
(「熱砂」主宰・伊神権太記)
受贈誌(「文芸中部」)をありがとう
☆「文芸中部 83」(発行日・3月1日、発行所・文芸中部の会=愛知県東海市、三田村方。電話0562ー34ー4522)
今回も小説、詩、随筆と同人の筆が、充実している。同人発言の「大江の詩」(三田村博史)「マリーの誕生日」(藤澤美子)も、なかなか味わい深い。