受贈誌(文芸誌「北斗」、詩集「幻肢痛」)をありがとう
☆文芸誌「北斗」三月号(第565号、編集発行人・竹中忍、発行所・北斗工房、連絡窓口・棚橋鏡代=名古屋市中区、電話は052ー321ー0218=)
同人からの便り「人工天文台」はじめ、尾関忠雄さんのタダオ・アフォリズム(13)、文芸評論家・清水信さんの「ひたすら書いた人たち・露文学系」(15)など、読み応えがある。
☆詩集「幻肢痛」(著者・平岡けいこ、印刷・金井印刷、発行所・砂子屋書房=東京都千代田区神田、電話03ー3256ー4708)
波は下腹部を打ち
私は私の底に水の音をきく
冷ややかな藍色の音をきく
水は回りはじめる
「水音」より
平岡けいこさんは、詩人であり英会話講師。現在、日本現代詩人会、関西詩人協会、中四国詩人会などの会員。詩集「未完成な週末」(近代文藝社)で第4回コスモス文学出版文化賞を受賞。
お待ち兼ね、笛猫茶番の舞台を一挙公開
☆伊神権太のウエブ日記文学「笛猫日常茶番(ふえねこにちじょうちゃばん)の劇」の連載3、4を公開しました。
人は親や可愛い妻、わが子など身近な人々の死に突然出会い、心身ともに打ちのめされる。どうして人間たちは、見えない“神の手”により、悲しみの道ばかりを歩かなければならないのか。
いや、そうではない。
一所懸命に生きてゆくなら、悲しみの向こうには、きっと春の光のような幸せが待っているのだ。
【お断り】この連載はすべて真実です。一方で私の周辺で起きた数々の事象のホンの1カットでもあり、公開して差し支えないと判断した部分だけに留めました。(伊神権太)
テーマエッセイ「夜明け」を公開
時を重ねて6回目のテーマエッセイ。個性豊かな7つの作品が、それぞれの夜明けを語ります。
どうぞ、ご一読下さい。そして、感想などいただければ幸甚です。
受贈誌(季刊「風媒花」、個人誌「翔」)をありがとう
☆季刊「風媒花」十三号(発行・編集人小林良子ソルティの会=石川県七尾市馬出町=、印刷・第一印刷)
今回は、小林さんと親交のある詩人・青木新門さんのゲストエッセイ『「納棺夫日記」とランボーの詩』を掲載
☆おしだとしこ個人誌第41号「翔」(発行・2009年12月25日、発行所・名古屋市緑区、印刷製本・名古屋エコー社=名古屋市中区千代田)
鈴木孝さん、おめでとう!
☆宇宙詩人主宰・鈴木孝さんの「鈴木孝 詩 作品集」出版記念会が16日、名古屋市のホテル名古屋ガーデンパレス3階「葵」の間で開かれました。
この日は発起人代表の寺光彦さん(元名古屋造形大学学長)はじめ、三田村博史中部ペンクラブ会長、尾関忠雄、紫圭子両宇宙詩人副代表、駒瀬銑吾中部ペンクラブ理事ら9人の発起人、ほかに東海各地の同人誌からも大勢の仲間たちが出席し「歴程」主宰新藤涼子さんが乾杯の音頭を取って始まり、思い思いに鈴木さんの過去の努力と偉業をたたえました。
なかでも文芸評論家・青木健さんの「鈴木さんの詩は、乳房に始まってワギナとペニスの詩人だ。日本広し、といえどこんな詩人は鈴木さんしかいない」と言ったそのものずばりの祝辞には、司会を務めた宇佐見宏子中部ペンクラブ理事も「私もワギナと乳房で迫りたい」と感極まってこたえるなど、楽しいひとときに。文芸思潮主宰の五十嵐勉さん、文学街主宰の森啓夫さん、詩人藤本真理子さん、詩人宮内憲夫さん、稲垣喜代志風媒社社長らも顔を見せ、楽しいひとときとなりました。