受贈誌(詩集「鼓動をきいて」、文芸同人誌「弦」)をありがとう
☆詩集「鼓動をきいて」(著者・白野小百利、発行所・砂子屋書房=東京都千代田区、電話03ー3256ー4708=、発行者・田村雅之、2009年11月18日初版発行)
「専業主婦をやっていると思ったらこの人、……この詩集全体に一種独特のやぶにらみに似た雰囲気があるのはたしかである。そこに機知がついてまわる。この機知がリズムを生む。」(倉橋健一)
☆文芸同人誌「弦 第86号」(発行日・11月25日、編集発行・弦の会、代表者・中村賢三、発行所は名古屋市守山区、中村賢三宅=電話052ー794ー3430=)
小説、詩、評論と充実した内容だ。なかでも中村賢三の評論「同人雑誌の周辺」は、札幌文学や東京の民主文学、函館の冥王星など、全国同人誌の作品を取り上げ、地方文学に対する限りない愛が伝わってくる。
受贈誌(「北斗」)をありがとう
☆文芸誌「北斗 十一月号」(平成21年11月1日発行、編集発行人・竹中忍、発行所・北斗工房、連絡窓口・棚橋鏡代=名古屋市中区、電話052ー321ー0218=)
幻の言葉「めんげらしい」-今度は教材にのる-(棚橋鏡代)、西穂梓著「光源氏になった皇子たち」考(竹中忍)、ひたすら書いた人たち(12)=清水信=、タダオ・アフォリズム(1〇)=尾関忠雄=、人工天文台など。今回も内容充実が目立つ。
受贈誌をありがとう
☆文芸誌「№57 峠」(発行日・十月一日、発行所・峠の会、名古屋市名東区、桑原加代子宅=電話、052ー703ー6762=)
「昨今は毎回、発行できるかできないかで、悩みます。(中略)そして、とうとう、拙くても休まないで出すことを選択いたしました」(五十七号編集委員一同)
☆詩集「青天の向こうがわ」(著者・三井喬子、発行者・小田久郎、発行所・思潮社=東京都新宿区、電話03ー3267ー8153=)
生きることとはいとしいものの骸を抱えることーここに至ってこの詩人は自らの(女)性をこの一点に集中した。
☆「詩遊 №24 2009 Autumn」(発行所・詩遊社=大阪市都島区、電話06ー6923ー5680=、編集発行人・冨上芳秀、表紙デザイン・上田寛子、印刷製本・ひかり工房)
ぜひ、ご来場を! 大正琴25回記念中央大会
☆琴伝流大正琴弦洲会第二十五回記念中央大会
25日午前10時から中京大学文化市民会館プルニエホール(旧名古屋市民会館)で<一期一会>をテーマに開かれます。県教育委員会、中日新聞など後援。
ウエブ文学同人誌「熱砂」のメンバーで詩人(ペンネーム・牧すすむ)でもある弦洲会会主・倉知弦洲さん率いる大正琴弦洲会の大会が25回という節目を迎えました。皆さま、ぜひおそろいでお越しください。入場無料。
第1部と第2部に分かれ計53曲が演奏され、フィナーレは「千曲川」で締めくくります。お目当ての“弦洲の世界”では倉知会主と長男で次席の崇さんが親子鷹で、「おふくろさん」や「東尋坊」などを披露します。また岡崎琴友会(本多千枝子さん)と、ハープ・ノーバ(松澤毅さん)による友情出演、今回初の試みとして知立市竜北中学校吹奏楽部(佐藤文俊さん指揮)が特別出演し、大正琴との共演で「天城越え」と「島唄」を演奏します。
牧さんは25回大会に寄せて自らの詩「ひとつぶの種」もウエブ同人誌「熱砂」紙上で発表、こちらの方もぜひ読んでください。
鈴木孝「詩」作品集が誕生
愛知県高浜市在住の詩人鈴木孝さんが「鈴木孝作品集」を世に出されました。「まつわり」(20歳)「nadaの乳房」(23歳)「あるのうた」(34歳)「泥の光」(63歳)を収録。全編554ページに及ぶ大作です。
鈴木さんは、「宇宙詩人」主宰。日本現代詩人会会員・日本詩人クラブ会員・日本ペンクラブ会員・日本フランス語フランス文学会会員。1995年には第2回ポメリー中部文化賞も受賞されています。
発行者は鈴木柏實さん、編集者は鈴木新さん、歩さん、静さん。発行所はP&Т出版企画=電話は0566(53)1653。初版発行は10月10日です。